大阪、四天王寺
西大門(極楽門
四天王寺が建立されたこの地は古代から夕日が美しいところで知られていた。
この立地が平安時代後期から隆盛になる浄土教の「沈む夕日を眺めながら念仏すると極楽浄土へいける」という西方極楽浄土信仰と重なり、四天王寺の西門は「日想観」の聖地で、この近くは夕陽丘の地名があります。
五重塔
これが鉄筋コンクリート造りとは思えない見事な塔である。緩やかな各屋根の傾斜が法隆寺五重塔とは異なる優雅でしなやかな姿が印象的だ。昭和34年再建。全高37.05m。相輪は全高の三分の一を占める。
この日は月初めにあるわつか市が開催されており、多くの人でにぎわっていました。
南大門
万燈院
聖徳太子千四百年御聖忌に向け、大規模な中心伽藍の耐震改修工事を実施致します。
天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。今から1400年以上も前、聖徳太子が建立されました、
今まで災害や昭和20年(1945)の大阪大空襲により、六時堂や五智光院、本坊方丈など伽藍の北の一部の建物を残し、境内のほぼ全域が灰燼に帰してしまいましたが各方面の人々の協力を得て復興、今日に至っています、
四天王寺の創建目的には二つの見方があり。一つは、聖徳太子の物部守屋討伐戦勝誓願成就を建立目的だとするもの、今ひとつは、当時の激動する東アジア情勢を受けて、当時の日本の玄関口であった難波津の丘の上に最先端技術による壮麗な伽藍を建立することによって、その国威を諸外国に対して誇示すると同時に、四天王の法力による国家鎮護を祈願したのが建立目的だとする。果たして、史実としては??? 歴史はミステリーですね(*´v`)
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